みなさんこんにちは
またまた間が空いてしまっておりまして、もはや月一更新になっているようないないような。週末が充実しすぎていて、なかなかにこちらに時間を費やせずにおります。お許しくださいませ。
6月を振り返ります。
まずは米国の金利動向ですが、FRBが最近発表したドット・プロット(金利見通し)では年内利下げは1回にとどまることを示唆したものとなっております。これだけインフレが進んで、金利も高い中、なおも米国経済は強いものになっており、なかなかインフレも沈静化をみせておりません。そんなことを背景に、FRBも利下げに転じることができず、政策金利の据え置きを続けております。
CPIの数字が出るたびに一喜一憂して、金融市場は動きますが、個人的にはあまりこの流れに惑わされてはいけないように思います。短期的な動きは誰にも予想ができないので、短期的な動きに左右されることなく、より中長期的な目線になって、粛々と金のなる木の種を仕込んでおくのが良いかと思います。
では、金のなる木とは何かということで、これまで話してきているものと大して変わるわけではありませんが、個人的な投資テーマをお伝えしていきます。
金のなる木の種① 米株投資
今年の初めは新NISA制度のスタートもあり、私も日本株に浮気をしておりましたが、それももはや過去の話。日経平均が過去最高値を超えたとキャッキャしておりましたが、今や4万円に戻る日はあるのか?というくらい38000円~39000円台あたりでうろうろしていますね。もちろん個別株には魅力的なものも多いかと思いますが、まあやはり日本は日本。オワコン国家であることに変わりはありません。私が目の黒いうちにどこまで衰退していくのかを見届けるのが今の楽しみになっている、というくらいに将来に光はありません。少子高齢化社会の一層進展、それに無策な官僚君たち、何も期待できない政治家、危機感のない我々国民ということで、みなさん一億総玉砕の精神でこれからも頑張っていきましょう(笑)
ということで、日本経済(日本株全体)にはあまり期待はできないので、引き続き優待目当てだけでいくつか保有をしておりますが、貴重なNISAの成長投資枠を使うに値する銘柄はそこまで多くないように思います。強いて言うなら最近のスキャンダルで一時的に値下がりしている自動車株とかですかね?これらは比較的すぐスキャンダル前の株価まで戻ると思います。割と大企業の不祥事による一時的な下落は絶好の買い時だったりします。そもそも今回のスキャンダルは果たして「不正」といえるんですかね?って感じです。
そんななか、米国経済は引き続き堅調で当初は年内6~8回といわれていた利下げですが、今や公式(FRB)発表は年内1回です。それほどまでに米国経済はこの高金利・高インフレ環境下においても強いです。うらやましいですね。まあ国としては問題だらけの米国ですが、経済が強いのは素直にすごいです。
買うなら米国株が良いでしょう。引き続きSPYD中心に組み入れておりますが、個別株も物色しております。この円安環境下で円をドルにするのは憚られるということもあるでしょうが、それはもう受け入れるべきリスクとして私は考えています。それに円高に転じるときは、日米金利差が縮小するときであり、それはつまり米国がいよいよ利下げに転じるときです。米国の金利が下がるころとなると、株価は上昇トレンドとなります。
円安が解消されて1ドルが135円くらいになると、為替で15%くらい負けることになりますが、株価の上昇は15%を超えるものとなるでしょう(少なくとも中長期的にみれば十分取り戻せる水準です)。
また米国が高金利環境・円安状況の時に投資をしておけば、もらえる配当や利回りも高く、さらにそれを円建てにしたときに非常に高額なものとなります。高金利環境・円安状況下のうちにしこたまインカム・リターンを稼いで、来るべき円高による為替差損に備えましょう。そう考えたら今から米株に投資するのもやぶさかではなくなるかと思います。
金のなる木の種② 相変わらず大好きSRLN
米国株投資のところに入れてもよかったのですが最近農中が米国債を損切りする、というような報道を受けて、一層追い風を受けているということで独立して言及することにしました。
具体的にはブルームバーグとか日経の記事ですが、外債投資を減らす一方でCLO投資は拡大させていくとのこと。
なかなか個人投資家の皆様にはなじみがない&認識がないかもですが、農中は世界有数のCLO投資家でして、農中が動く、となると相場が変わるほど大きなプレイヤーです。その農中がCLO投資を継続するということはCLO界隈ではかなり話題になっており、私もなんなら日本語のこれらの記事を自分で見る前に米国の同僚から転送されてきたくらいです(笑)
農中がCLOを買うとなると、CLOの裏付けとなっているバンク・ローンの需要も高まります。そしてSRLNはもう耳にタコかもしれませんが、バンク・ローンに投資をしているETFです。バンク・ローン需要は今後も高まると思われ、農中のCLOの買いもバンク・ローン市場を下支えするでしょう。
かつ、こちらも耳にタコですが、バンク・ローンは変動金利の資産クラスなので、高金利環境万歳!利下げしないでOK!というものです。おそらく今年もそしてもしかしたら来年も?米国は高金利環境が続くかもしれません。SRLNは引き続き魅力的な投資対象となるでしょう。
金のなる木の種③ 割安成長株
最後の金のなる木の種は正直ネタ切れですw①、②はかなりの高い確度で高位なインカム・リターンが稼げるのと、ワンチャンキャピタル・ゲインも中長期的には狙えるものですが、最後はもう宝くじを買うようなレベルの博打です(笑)
博打といっても宝くじよりは期待値は高いように思いますが、個人的にはやはり割安成長株というロマン砲を見過ごすわけにはいきません。結局大金持ちになれるのは割安成長株を当てた人なんですよ。トレンド・フォロワーでは決して到達できないリターンが期待できるのは割安成長株です。
個人的に買っているサスティナブル系の食料品株は今も壊滅的状態なのでかなりの含み損を抱えておりますが、高金利環境さえ耐えれば、アップサイドはかなり大きいと考えております(希望的観測)。海外出張に行くたびにスーパーマーケットやレストランなどで商品をチェックしておりますが、消えそうで消えないということで引き続きたまにナンピンを続けております。まあ基本的にはよほど生活に困窮しない限り、投資している株は永久保有のつもりで買っているので、短期的な値動きはどうでもいいのですが、インカムを生まないこれら割安成長株にはそれ相応のキャピタル・リターンも期待したいところ。そういう意味ではこの高金利環境が最大の壁となっているので、今が底だと思いたい(願望)
まあ今やどれも10ドル以下のくそみたいな株価なので、下がる余地は少なく、上がればデカいという完全なるロマン砲枠です。優待目当ての日本株は一通り買いたいものは買いましたので、残りの成長投資枠は、既存ポジションの積み増しとこのロマン砲たちに充てようかと思っております。
ということで、久しぶりの投稿は足元の市場環境レビューと引き続き私の強気投資テーマ特集でした。
今年は遊ぶ年と決めて、あほみたいに遊んでおりますが、そろそろ「良く学び、いっぱい遊ぶ」フェーズに移りたいと思います。平日は疲労困憊で帰宅後即バタンキューでしたが、少しずつ勉強時間を確保して、資格や語学の勉強でもしようかなと思います。
こういうところにでも決意表明しないとすぐ心が折れるので頑張ります(笑)まずはブログの毎週更新を目指します!(笑)