こんばんは。最近寒さもだいぶ和らいできたので、土日のうち一日は外で過ごすようにしているのですが、そうするともう片方の日はゆっくり休みたくて、2週間お暇を頂いてしまいました。申し訳ないです。
あと、ご存じの方も多いかと思いますが、もう一個受験ブログの方も同時並行で運営している関係でそっちの方に時間と体力を使ってしまいこちらがおざなりになってしまっておりました(笑)週末に入試問題解いてるんだから、そりゃ体力もなくなりますよねって話なんですが、まあこれが面白いもんだから致し方ない。
ということで、久しぶりの投資ブログですが、依然としてロシア・ウクライナ情勢に左右される展開が続いております。情報も錯綜しており、停戦協議してるとなると株は上がり、やっぱり停戦しませんってなると下がる、というような動向が最近の流れですね。
さてそんな中、先週の木曜日(2022年3月10日)に一瞬だけ株式市場が上昇しました。日経平均株価も上がったし、その後の米国株式市場も上昇しました。ちょうどロシア・ウクライナの2国が停戦協議をしているとかそんな報道が出てたときです。
日経平均株価の上昇幅は一時1000円を超えるものとなり、束の間ながら喜んだ人も多いのではないでしょうか。しかし、翌日はやっぱり停戦しません、みたいになって結局元の水準まで逆戻りしてしまいましたが。
このことから言えることは何でしょうか。今の下落の多くは戦争によるリスク・センチメントの悪化によるものであり、逆を言うとこの地政学的リスクが過ぎればまた投資マネーは株式市場に戻ってくるということです。
連日下落していると、ここで投資をするのは乗り気になれないという気持ちはわかりますが、長期投資家にとっては今こそ絶好のエントリー・ポイントだと思います。逆に今を逃してしまうと、また一日で1000円上がる、みたいな上昇に取り残されてしまうかもしれません。
正直、戦争はもう少し続くような気がします。ロシアも意固地になっていますし、ウクライナも徹底抗戦の構えをみせており、互いに譲る気持ちは今のところないでしょう。個人的には平和が一番と思っておりますが、残念ながらもう少し消耗戦が続くようにみえます。私は政治的な話は好きではないし、したくもないので、戦争そのものに関して何かを言うというのは控えますが、戦争の動向を左右される可能性のあるイベントとしては下記のものが挙げられるでしょう。
ウクライナのゼレンスキー大統領の安否
現在のウクライナが一致団結して、徹底抗戦できているのはゼレンスキー大統領のリーダーシップがあるからでしょう。もし彼が本当に暗殺され、誰かが次の大統領になった時、その人が自分の暗殺を恐れて、一気に停戦・降伏に流れる可能性は否定できません。ゼレンスキー大統領の安否には注目する必要があります。
プーチン大統領の動向
予想外に戦争が長期化し、欧米諸国を中心とする経済制裁もあって、もはや意固地状態となっているプーチン大統領ですが、彼の言動には今後も注意が必要だと思います。まあそうは言っても、なかなか負けを認めるとも思えませんので、もうしばらくは戦争状態が続くのかなとみています。ロシア国内でクーデーターのようなものが起きる感じも今のところありません。そんなにロシア情勢に詳しいわけではないですが(というディスクレイマー)
米国の動向
結局、米国も正直自軍を送り込むほどの関与はしたくないとみえ、今のところ目立った動きはしていませんね。まあ自分の利にならない戦争になんか参加したくないという気持ちはわかりますが。とは言え、国際世論や今後の動向次第ではいよいよ米軍も参戦、もしくは少なくとも軍事的支援をウクライナに対してしていく可能性はあるでしょう。そうなれば形成は一気にウクライナ有利に傾くと思われるので、戦争の終結が早まるかもしれません。
ということで、当たり前といえば当たり前ですが、ウクライナ、ロシア、米国の3国の動きに今後も注目です。
何度も言いますが、私は平和が一番、戦争やめましょうという良識的典型的日本人であり、政治的なことや、どっちの国がどうだとか、そういうことにはてんで疎いということはご理解いただけると幸いです。
我々個人投資家がするべきことは、戦争の早期終結、世界平和を祈りつつ、日本株にせよ米株にせよシコシコと少しずつ自分のロング・ポジションを仕込んでいくことかと思います。その際は、できるだけ内需株を中心に投資をすることで、コモディティ価格の上昇や国際情勢の影響を受けにくくするポートフォリオになると思います。
戦争が終われば次の投資テーマはインフレです。資源国、資源株系は今後も魅力的だと個人的には思います。足元かなり円安が進んでおり、為替動向にも注意が必要です。米国では金利先高感もありますので、米株投資をする際は早めに資金をドルに替えておくのが良いでしょう。金利を上げられない日本は今後も円安動向が続くのではないかと思います。
ということで徒然なるままにいつもながら書きましたが、先週木曜日にみられた一時的な上昇はそれだけ株式市場の上昇を下支えする投資マネーがあることを伺わせるものでした。資金はジャブジャブにあります。下がってるときこそ積極的な買いを仕掛けることで終戦後の急上昇の旨味を最大化しましょう。