2024年の振り返りと2025年の投資計画①


こんにちは

本業のほうはぼちぼち有休消化期間に入りまして、楽になってきたのですが、なかなかにくすぶっている案件などもあり、なんだか休んでいるのかいないのか微妙な感じです。

さて、そんな中早くも2024年も残すことあと1か月になりまして。今年を簡単に振り返りながら、来年の投資計画でも立てていこうかなと思っております。今回は2024年の振り返りをお届けしようと思います。

2024年振り返り

今年もなんだかんだ上げ下げありましたが、年を通してみると、あまり面白みのない1年だったかなというのが個人的な感想です。何が面白みがないかというと、結局年始から経済状況があまり変わらず、変化の乏しい1年だったように思います。

FRBは今年6~8回の利下げを行う、なんていう話もありましたが、結局12月のFOMC会合で利下げがあったとしても年内(実質)4回、来年も足元ですと4回予想なので、高金利環境の長期化がベース・シナリオとなっております。

ということはつまり、米国経済が引き続き堅調である、ということであります。2024年はリセッションが来る、なんて言われていた昨年末~今年年初からの懸念からは打って変わって今年も結局米国のGDP成長率は安定的に推移しており、企業のデフォルトも少なくと、なんなら非常に良い経済環境であったように思います。

そんなわけで、市場のボラティリティ(変動)を愛する私かすると、特段面白みのない1年となりました。8月に市場が大きく下がった時はテンションが上がりましたが、海外旅行中でしたので、さすがにそんなときに投資をしようとも思えず、そして帰国したころにはもう下落前の水準に戻っていた、みたいな感じでした。残念。でも旅行が最高に楽しかったので、そんなことはどうでもいいんですが。

そんな中、株式市場は今年上昇しておりますが、それも基本的にはマグニフィセント7と呼ばれる超大型テック株(アルファベット(グーグルの親会社)、アップル、メタ(旧フェイスブック)、アマゾン、マイクロソフト、テスラ、エヌビディア)の上昇が大部分を占めており、決して株式市場の広く多くの銘柄が上昇しているわけではありません。

こういう流行りものだけ買っておけば良い、みたいな相場はあまり好きではありませんし、流行りもの乗る→値が上がる→流行りものに乗る、というチキンレースの様相を呈してくるといよいよバブルになってきますので、なおさら慎重になってしまいます。まあ負け惜しみと言われればそれまでですが(笑)

また負け惜しみついでに言いますと足元のビットコインの上昇もきな臭いものを感じます。なんだか、コロナ禍からの回復に沸く2021年の時のような市場環境になっています。

流行り株の過剰な上昇と実態のないものへの投機的な資金の流入。

最後にあまり個人投資家さんには関係というか関心のないところかもしれませんが、米国の債券市場のクレジット・スプレッドも足元歴史的にタイトな水準となっております。詳しい説明は省きますが、クレジット・スプレッドがタイトであるということはそれだけ債券のバリュエーション(価格)が割高になっているということです。

つまり現在は、株も高い、債券も高い、よくわからないビットコインも高い、という金融資産すべてが高い状態です。

ということで、ここで2024年中か、2025年の早い時期かに、個人的に起きると考えられることをお伝えします。

近しい将来、8月にみられたくらい、またはそれよりも大きいクラッシュが起きると考えます。理由やきっかけは些細なことかもしれません。世界のどこかで戦争が起きたとか、米国のCPIの結果が強かったとか。後で振り返ってみたら、大したことじゃなかったんじゃね?みたいなことでいいのです。とにかく今はいろんなものが高すぎます。

まあとはいえいつ起きるのか、ということは結局誰にもわかりませんので、起きるまではただの悲観論者になってしまいますが、個人的には割かし近い将来起きると思っています。

できるだけ年内に次回の記事も書こうと思いますが、そちらでは2025年の投資計画について話したいと思います。


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