数IAの影に隠れてるが、実はこちらも前年よりも平均点15点以上落ちて激むずになっている数IIBである。しかも試験時間が、共通テストの数IAは70分に10分追加されているのに、IIBは60分に据え置きとか言う、文系官僚の嫌がらせを感じる。
こちらも、とりあえず自分の今の実力を勘案して、手を付けた問題は正解させる戦法でいくことにする。
大問1 28点/30点
(前半)円の方程式と直線の交点を考える問題。わい、関数得意なんですわ~ってことでこちらは完答。順調な滑り出し。途中太郎くんと花子さんの会話がでてくるんだが(定期)、2人の提示する方法ガン無視して、俺なりの方法で解いてしまった。太郎くんと花子さんすまんな。お前らの考え方めんどいで?
(後半)2つの対数の大小関係を考える問題。底と真数が入れ替わった場合の大小関係とその満たすべき条件を問われる。途中まではうまく誘導に乗っていけたが、途中からよくわからなくなっていったんだが、多分これやろと適当に選んだものが3問中2問的中し大問1は高得点。この時点で25分位かかっていた。万事休す。
大問2 10点/30点
(前半)3次方程式と直線の共通点を考える問題。序盤の問題は解けたが、途中からよくわかんなくなってきたので、捨てた。18点中6点。
(後半)2つの3次関数と直線で囲まれた面積を計算する問題。この3次関数の中に変数が入っているので、いまいち両関数の形状がわからず、なんとなくの勘だけで序盤は解いていたのだが、いよいよ面積を計算する段になって、やはりざっくりとでも曲線の形状がわからないと解けないな~という風になったので、改めて微分しまくりからの図示。この辺でもう大問3問以降は諦めた。なんとかここ完答して50点くらいは確保しようとする。
とは思いつつ、積分範囲のところで、計算をミスったために、せっかく時間をかけたのに大量失点。結局4点しか取れんかった。無念。ここ間違えなかったら後6点は取れたのにな-。
ということで合計38点/100点 所要時間60分
こちらも全国平均は43点(中間発表)なので、まあ概ね全国平均くらいですかね。
総評
共通テストになって思考力を問う問題(意味深)という目標の下、なんか無理矢理感のある会話形式にしたり、身近な事例を取り入れた問題みたいなのを入れてきているように感じる。その努力は認めるが、正直共通テストの数学に関しては情報処理スピードみたいなのを突き詰めるほうが良い気がする。というかそもそも60分だの70分だの短時間で思考力を問うなんて無理がある。というか思考力ってなんやねん。
なんか英語や国語、あとここではレビューしていないが地理Bもそうだけど、図を読み取らせる問題みたいなのがめちゃくちゃ増えたけど、図を読み取らせることが果たして思考力を問うことになるんですかね?と思ってしまう。安直すぎないかね。どっかの記事にもあったけど、数学なのに問題文が無駄に長過ぎて貴重な回答時間を削られるなど色々問題が噴出している気がする。共通テストは今後どうなっていくのか注目したい。
数IIBは兎にも角にも計算量が多いので、計算スピード遅い俺にとっては鬼門なのだが、久しぶりにやったということもあって、計算ミスが多く大量失点につながってしまった。数学の勉強とは別に共通テストを意識してもう少しスピードと正確性を意識しながら日々の勉強をしなくてはならないなと思います。
問題および回答参照サイト