こんにちは。
皆様ご無沙汰しております。
1か月ぶりくらいですかね。先月もなかなかに毎日(遊びに)忙しく、また体調を崩してしまいまして、こちらに来ることができないでおりました。すみません。
今年は仕事のほうがすでに落ち着きを見せ始めており、例年よりも数週間早く年末モードになっております。私だけかもしれませんが。このまま波乱なく、一年が終わることを祈る限りです。
さて、今年最大のイベントである米国の大統領選挙が終わりましたね。個人的には予想通りトランプ候補が勝利を収めたということで、まあ言動とかはともかく、米国経済・金融市場的には良い結果となったのではないでしょうか。そもそも世界的に昨今のリベラル疲れみたいなのもかなり出てきているように思いますし、保守政党が台頭するのもなんだかわかる気がしますね。日本の選挙もそうですけど。
ということで、簡単に今後の金融市場を占っていこうかと思います。
米国
トランプ新大統領の掲げる政策がどれくらい実現するのかわからないところではありますが、上下院も共和党が勝った場合にはかなり政策が通ることになるでしょう。
輸入品に対する関税が引き上げられればインフレが再燃するとの見方が強いですが、そうなればFRBはなかなか利下げを続けることはできなくなるでしょう。そうなるとこれからも高金利環境が続くわけですので、為替では円安ドル高が続くこととなります。
株に関しては正直わからない、というのが本音です。一部半導体株などはイケイケなのはわかりますが、あまりグロース株に手を出したくない人間からすると、投資先がないというのが実態です。
結論からすると、個人的には米国はインフレ再燃または再燃懸念で高金利環境を維持してほしいところです。高金利環境となればSRLNは今後も高利回りとなりますので、毎月の配当収入が高水準で維持されます。円安も相まって円に直したときの金額も高位となりますので万々歳です。
逆に、株式市場はまたインフレ対応となりますので軟調に推移する可能性があります。米国株をオーバーウェイトしている私からすると、リターン的にはうれしくない展開ですが、まあ一時的な下落は投資機会、の信念でしこしこと追加投資に勤しむことになりそうです。
日本
あまり政治的な発言はしたくないですが、選挙で自民が負けたのは非常にポジティブですが、野党第一党があんなところじゃまだまだ日本の将来は暗いでしょう。まあ国民が選んだ結果なので自業自得ですが、日本のオワコン見通しは継続です。まあ老人ばっかで子供がどんどん減っている国なので、どこが政権とったところで未来なんかもともとないんですけどね(絶望)
気になるのは足元の決算発表内容ですが、割と多くの企業が減益発表をしており、なんだが偉い大人が言っているほど日本の景気は良くないということです。物価は上がれど賃金の上昇はそれに追いついていないということで、実質賃金もまたマイナス圏で推移です。そもそも夏のボーナスで一時的に高まった実質賃金をもってして、日銀が利上げを決定したのは個人的には拙速に過ぎると思います。物価の上昇だって、円安なのと世界的なインフレによるものであり、決して日本の景気が良いからではないと考えます。このまま日銀が利上げを続けるとしたらあっという間に日本はまた不景気に逆戻りでしょう。まあそれでも結構多くのシンクタンクの皆さんは日本の賃金は今後も上がっていくと強気でいるので、どうなるか今後も注視していきましょう。
最後に(少なくとも)東京の不動産価格は上がりすぎです。あまりにも高すぎる。なんでこんなに高いのかっていうと、銀行が金を貸しているからなんだが、そろそろ先の金融危機の様相を呈しているように思います。
中には50年ローンなんてものもあり、借入期間を延ばして月々の返済を抑えているのかもしれないが、そもそも金を借りるべきでない貧乏人に金を貸し出したらもう市場としては終わりなわけで、こんなものが増えてくればどこかでバブルははじけるでしょう。それこそ、日銀がこのままあほな利上げを続けることとなれば、変動金利の住宅ローンを組んでいる人がほとんどの日本においてはかなりの被害者が出ることになると思います。
豪奢なタワマンに憧れるのは勝手ですが、みなさん今の不動産価格はあまりにも不合理に高すぎます。安易なバカ銀行マンの口車に乗せられないように注意してください。